”canonical page”が何なのか分かった

Webページにそのページの正規ページのアドレスを埋め込んでおくことができ、そこで指定された正規ページのURLと現ページのURLが同じだと”Current location matches the specified canonical page”と表示され、違っていれば、つまり今見ているページ以外に正規のページが存在しているならば C アイコンをクリックすればそのページへ飛ぶようになっている、しかし正規ページはhttp://からフルパスで指定しなければいけないのに相対パスで指定していると場合によってはアドレスバーのURL補完機能が働いて見当違いな所に飛ばされる、ということらしい。


なんで混乱することになったかというと、Ubuntu Linux使ってるときにcanonicalと表示されたのでUbuntuで有名なCanonical社を思い浮かべてしまって、UbuntuFirefoxはデフォルトでUbufoxとか余計なアドオンが入っているだけになんか変なアドオンが動いているのかも、などと考えてしまったのが理由だ。
しかしここでのメッセージではcanonicalは小文字で始まっていて、固有名詞ではなく形容詞として使われていると気付けば困ることは無かった。
ググってみてもこの話題にふれているページすらほとんど無く、あっても英語以外のページばかりだったのは、英語圏の人ならメッセージの意味を勘違いすることがほとんど無いからだろう。


この正規ページの指定は、ヘッダーに

のように書けばいいらしい。


これは例えば古いバージョンのページだとか、携帯・iPhone向けページ等に埋め込んでおけば、簡単に本来見るべきページを示し移動を促すことができる。
問答無用で飛ばすこともできるが、正規でないと知った上であえて見たいという場合にも対応できる。
今回初めて知った。
この機能の利用はあまり浸透していないようで、超有名サイトでも使い方がよく分かってないのか、相対パスが指定されていたり、なぜか接続するポートが指定されていてアクセスしてみると接続拒否されたりで、はっきり言って現状は役に立っていない印象。