UbuntuのスポンサーCanonicalのCEOが来年辞める

Ubuntuが一定のレベルに達し対応プラットフォームも増えある程度の実績を得たので、Ubuntuの開発の現場は執行役員をCEOに格上げして任せ、Shuttleworth本人はビジネスとしてより一層拡大させる方に集中する、ということだそうだ。
そういう仕事が一番楽しめると言っているが、言い換えるとUbuntuの開発は辞めたくなるレベルにつまらんということでもある。
ユーザーから見ても最近変な感じがするくらいだから、現場に近い人にとっては耐えられない何かがあるのかもしれない。
この先UbuntuRed Hat的な立ち位置に持っていくつもりらしい。
Canonicalを上場させる気かもしれない。
当初はUbuntuなんていう名前をつけるくらいだから崇高な理念が先に立っていたと思うのだが、今ではもう売り飛ばしてしまいたい物になっているのかなぁとか考えてしまう。


CanonicalUbuntuへの取り組み方針には変化ないということなので、この先も当面Ubuntuの開発は継続される。
Ubuntuは軌道に乗って巣立つ、という風にとらえるか、強力なリーダーを失う、という風にとらえるか。