大きい地震だった

※平成23(2011)年東北地方太平洋沖地震


部屋の中の家具が全部移動してしまった。
そして本棚の本が散乱。
本と一緒にゲームの箱も落ちていて、Quake4が出てきた。
こんな地震は今までに経験したことがない、部屋中散らかってしまってやだな、などと思っていたが、ちょっと情報を集めただけで部屋より自分自身怪我がなかったことを喜ぶべき規模だと知る。


たまたま最初の揺れで棚から落ちたポータブルテレビが衝撃で電源が入り偶然MXにチャンネルが合っていた。
揺れがおさまって動けるようになって片付けなきゃなぁなどと考えられるようになった時にはMXで地震速報が流れていた。
ポータブルなのでバッテリー駆動で、しかも風呂でテレビ見たくて買ったものなので防水。
仮に停電になっていても水に濡れるような事態になっていてもこれなら使える。
こういうのは一家に一台あってもいいんじゃないかと思う。
バッテリが切れた後はクレードルに乗せて充電しながら以後ずっと付けっぱなし。
地震発生直後電話は携帯も固定もつながらなかったが、携帯電話内蔵のワンセグテレビも役に立ったことだろうと思う。
こういう時のことを考えると、携帯のバッテリーはもっと大容量なほうが良い。
他のテレビで違うチャンネルも見てみたが、全国ネットの民放は事態の悲惨さばかりを無駄に強調して視聴者の不安を煽るだけのような内容。
東京のローカル局であるMXが避難所として解放されている施設のリストを読み上げるなど実際的に役立つ情報を積極的に流していたのとは対照的。


PCは凸型に並べてある4枚あるディスプレイのうち上のが台から転落。
これと中央のメインが何も表示されなくなった。
一番高いのが壊れたかと焦ったが、電源コンセントが抜けていただけだった。
家具という家具が全部移動してしまうような揺れだったので、引っ張られて抜けたのだろう。
壊れたものはなかった。
数年前天井照明を交換した時、電球の傘の部分が軽量ではあるがガラス製でこんなものが万が一落ちで割れたら困るなぁ部屋の中じゃ裸足なんだしガラス片が散らばってしまったら行動しにくい、じゃあ付けないでおこう、ということで付けなかった。
仮に付けていても何も問題はなかっただろうとは思うが、意識して対策をしていたのは正しい判断だったと思う。
重要なデータや作品を収めたサーバーなりPCの安全を考えて部屋を管理するという発想も良かった。
最初の地震は15時前だったが、18時前には部屋は片付け終わっていた。
地震の一時間後にはいったん片付けたのだが、余震が大きくまた散らかりやり直した。


家の中ではキッチンがカオティックな状況で、食器が棚から飛び出して散乱、当然ものすごい量の食器が割れてしまった。
食器破壊パーティーに驚いた家人が何を思ったかリビングの天井照明をはずしていた。
電球やガラスの傘が壊れないように、だと。
地震が終わってからはずしても無駄だ馬鹿。
事前に備えろバカ野郎ども。