RSSが取得できなくなりTwitterが終わると言ってる人がいるが

来年3月Twitter APIがバージョンアップしてRSSがサポートされなくなる。
これを以って「Twitterが終わる」と言ってる人がいる。
各所で記事になったりもしている。
自分自身Twitterからフィードを大量受信して読んでいてそのためのツールまで作って公開しているくらいで、そういう意味ではかなりヘビーユーザーであって使えなくなると結構困る。


便利なんだフィード。実に。
ネット定点観測には今や必要不可欠と言ってもいい。


そこで、使えなくなったときの代替手段を探しておこうと思いたち、Choqokを使うことにした。
要するにパッケージインストールしただけだけど。
バージョンアップの度に使いにくくなっていった感のあるGwibberはもう使わない。アンインストール。
Choqokがなかなか便利にできていて、これだったらもっと早く変えればよかった。


で、件の新API
以前はTwitterにブラウザでアクセスしてプロフィールかタイムラインのページを開くとフィードのURLが埋め込まれていて、ブラウザのフィードアイコンとかをクリックすれば簡単に利用できたが、いつだったかそれがなくなってAPIだけが公開されている形になっていた。
今回そのAPIまでもがなくなる。
それで憤ったり騒いだりしている人がいる。
さて。


現行APIでは、
https://api.twitter.com/1/statuses/user_timeline.rss?screen_name=schuzak
のようなURLから取得できる。
あるいはユーザー名ではなくて、ユーザーが名前を変更しても継続して取得できるようにIDで
https://api.twitter.com/1/statuses/user_timeline.rss?user=15009409
としてもいい。
ここでrssとある部分をatomjsonにすればそのフォーマットで取得できるわけだが、新APIではjsonしか受け付けなくなるという話だ。


さて一方、かつてWebアクセスでページに埋め込まれていたフィードURLは
https://twitter.com/statuses/user_timeline/15009409.rss
のようなアドレスであって、これを見るとAPIを使っているわけではなさそう。
そして今でもフィードは配信されている。
以前からあるキーワード検索のフィードも
http://search.twitter.com/search.atom?q=tomato
のようにAPIを使っていない。
APIの方だけに更新があるということなら、ずっと以前から続いているAPIを使用しないフィード配信は今までどおり変わらず続くということなんではないか。


続くのだと思いたい。
もしすべて配信が止まるのならクライアントソフトに頼ることにしよう。