Windows8、デスクトップモードでは上々

UIに大きな変更があって今のところ大歓迎という声は全然聞かない一方で批判はいたるところで出ている。
数時間ではあるが使ってみた印象として、デスクトップモードを中心に使うのであれば、7以前との違いは常にビジュアルが表示されているスタートボタンがないこととスタートメニューがフルスクリーンで開くこと、この2点に尽きる。
もちろんこれはデスクトップに重心をおいた場合の捉え方で、実際はシングルウインドウモードのメトロUIからウインドウマネージャを起動してデスクトップモードに移っている。
このシングルウインドウモードのメニュー画面をスタートメニューの位置に収めたというのは結構ナイスなアイデアなんじゃないか。正直感心した。
しかしメトロUIで使うアプリにろくなものがないし、そもそも24インチ1920x1200のディスプレイで使うのは悪い冗談だとしか思えない。この先きちんとしたアプリが作られる可能性もあるかもしれないが、Windows使ってる人が必要としているとは思えないし、有料アプリがほとんど売れそうにない状況で開発者が参入するかどうか疑問でもある。


マルチディスプレイで8を使うと、起動後メインディスプレイにメトロUIが表示されるが、他のディスプレイはデスクトップモードで表示される。
デスクトップモードに移るとデフォルトでは全ディスプレイにタスクバーが表示される。ディスプレイを横に並べる前提でこういう設定になっているのだろうが縦に並んでいると邪魔。だがどっかでチェックボックスクリックすればメインだけの表示になる。
デスクトップモードに移ってからメトロアプリを起動してドラッグすると特定のディスプレイで全画面でアプリを動かしつつ他のディスプレイはデスクトップモードで使える。


一番期待していたレスポンスの向上はなかなかのもので、ブラウザのスクロールがするすると気分よく滑る。
それ以外でももっさり感のないカチッとした使い心地で快適。
デスクトップモードで使っている限り使い勝手も性能も上々。


まあいいんじゃないかな。これで。