Acer Liquid E1 V360 運用

ようやくスマートフォンの運用体制が整った。
買い物のしかたがまずかったためずいぶん時間がかかってしまった。


GSM Arenaで条件検索を繰り返していて目に留まり買ったのがAcer Liquid E1。
買い替えの目的は電話機能の強化でほかの機能にはあまり興味なし。カメラが貧弱だが自分はそもそもきちんとしたカメラを持ち歩くことが多いので必要ない。貧弱でいい、のではなく、なんなら無い方がすっきりしていて良い。
この機種はSIMカードが2枚入る。そしてほかのデュアルSIMの機種と違って2枚両方のSIMカードで3Gが使える。GSMのない日本にうってつけの機種だ、と思った。(実際は違った)


これに今まで使っていたソフトバンクのSIMとデータ通信用の定額SIMを入れて使えばもはや料金とか転送量とか気にする必要がなくなる。
この機種はマニュアルが広東語のものしか見つからなかったが、読んでみると3Gを使うSIMを選択する設定項目があるのでどちらのSIMスロットでも3Gで使えてすばらしい。
が、これは「3GをOnにするスロットを選択」するのではなく、「どちらのスロットの3Gを使うか選ぶ」設定項目だった。
実際に使ってみたら両方のスロットを同時に3Gで使うことはできないのだった。
SIMカードだけ入れておいて使うときに切り替えるというやり方もあるが、データ通信中は電話を受けられなくなるのは困る。
しかし物は試しとデータ通信用のIIJ mioのSIMカードを入れてみたところ、なんとこの端末では使えなかった。
この端末は3Gの900/2100MHzに対応していて、IIJのSIMが使うドコモの電波は800/850/1700/2000MHzなのでそもそも仕様が合っていなかった。
ガラパゴス電波。SIMフリー端末を排除しているつもりなのかもしれないが、対応端末を安く量産できなくなるだけで自らの首を絞めているのではないか。


IIJのSIMを使うと決めていて、しょうがないのでモバイルルーターを用意することに。
スマートフォン自体を買った時もなんだかすっきりしない気分で過剰性能なものを買ったうえ、データ通信用にも買わなきゃならないときて、心底ぐったり。
HW-01C。
通信自体はそこそこの転送速度のようで不満はないが、pingが遅くレスポンスは最高とは言えない。
まあモバイルならこんなもんだろ。


スマートフォンルーターも世界中で使われるものなので、バッテリーが簡単に手に入る。
メンテナンス性は良い。