DNSのことがまだよく理解できていない

サーバーのIPアドレスを切り替えた後、Firefoxでは見れるのに他のブラウザでは見れない、あるいはその逆、という現象が時々起っていた。
Firefoxが保持しているキャッシュのせいだ、と思っていた。
しかしキャッシュをクリアしてみてもうまくいかないケースが多いので、これはどこか違うところに問題があると思ってコマンドプロンプトから調べてみる。
すると、回線はIPv4しか使えない状態なのにIPv6の全然違うアドレスが返ってきていて、なるほど、こんなアドレスではつながるわけがない。
FirefoxではIPv6をOffにしていたためブラウザによって結果が違っていたのだ。
で、どうやらモデム内臓ルーターがおかしなアドレスを勝手に返していたのが原因のようで、これを避けるためやむを得ずWindowsの方でネットワークアダプタからIPv6のバインドを外すことになった。
元々回線がIPv6使えない状態なのだから最初からはずしておいてもよかったが、いつかそのうちという意識が働いてはずしていなかった。
結果として切り替え時に問題なくアクセスできるようになっただけでなく、ネットワーク関連すべてが軽快になった。
IPv6とは一体何だったのか。
IPv4のアドレスが枯渇したとかいっても実際アドレスが手に入らなくて困った話など聞いたことがない。
自分自身IPアドレスIPv4のアドレスを持っている業者から割り当てられるので何の問題もない。
世間一般だいたいそんな感じだろう。


それと、サーバー業者の指示内容が結構いい加減でそれ故信用できずに書いてある通りに設定していなくて、それでも問題らしい問題なく動いていたのでそういうもんだと気にもしていなかったのだが、きちんと設定したら何やら挙動が変わった気がするのでやっぱりやるべきことはやっておくべきだったのかもしれない。
いややっておくべき。
しかし注意書きが信用されなくなるほどいい加減だった業者もしっかりしてほしい。
だが時と共に尚いい加減になっている気がする。
自動化を進めた弊害だろうか。


いろいろ設定したDNSレコード、これが当初思っていた以上に開けっ広げで、サイトにアクセスするすべての人が見るのだというくらいの気持ちで設定しなきゃいけない。
適当に設定しました感が漂っているとみっともない。