こういうのを安価に供給できれば日本は一気にコンテンツリーダーになれる

http://vimeo.com/1669862?pg=embed&sec=1669862
現状モデリングには多大な労力を要するわけで、モデルの質はゲームのゲーム性にはあまり影響がないものの、ゲームによって得られる体験の質には絶大な影響があるだけに如何に手間がかかろうとも必ず取り組む必要がある。
この作業を平面で絵を描くのと同じ程度に容易にできれば、これまでアイデアの段階で止まっていたものが堰を切ったように3次元化されるだろうと思う。
平面画を書く、書ける、書いて人を楽しませることができる人が日本には溢れている。
そしてそういう人たちが作り出す作品に対する需要は世界中にある。
で、もう一歩進めて3次元化したら、日本発の作品の独自性はより際立つに違いない。
最近「日本では俺たちの国にはないものがいくらでも見つかる」ということが全世界的に強く意識されているようだが、これまでにも増して、消費する側が追いつけないほどの勢いで本当の意味でのユニークなものが作られるようになるだろうと思う。
そういうブレークスルーを起こせる技術がもっと開発されるといいんだが、どうしたことか日本ではそういうのは開発されない。

もしかしてこれはマウスの歴史、再、なのか

Appleがマウスを普通のコンピュータに付けて売り始めた頃、Apple以外でも特殊な用途ではマウスは存在していた。
で、他の企業ではマウスを標準的な入力デバイスとして使うのは時期尚早という判断が下され、Appleは製品化して出してしまった。
これが当初Apple製品の強みになったのはいうまでもない。
以来入力デバイスはあまり進化していない。
どういう形に進化できるかこれまでに出てきたものを振り返っていたのだが、3Dマウスとかがあって便利なはずだが特に必要とされる分野以外で普及する兆しはない。
2年程前にMicrosoftの研究所での風景がYouTubeにアップロードされちょっと話題にはなったが、その後これを実用化するとかいう話は出ていなかった。
が、ここでまたApple
この研究ではカメラと画像認識を使って入力することで複雑な操作を可能にしているが、認識領域を楕円ではなく点で良いとし実現できる操作を簡略化して構わないならカメラも画像処理に必要な処理性能も必要なく、タッチパッドかタッチパネル一枚で済んでしまう。
で、それを洗練された形で製品化したのがまたしてもAppleだったわけだ。
AppleiPod Touchを世に出した時、入力装置の歴史を切り開くという意味で社の誇りを賭けていたのかもしれない。
一方Microsoftのほうは、テクノロジーの先頭を走っているというイメージを手に入れるために必要な技術は手元にあったのに、これを製品化することをしなかった。
できなかったというより、しなかったのだろう。
最先端を走ることに興味がないとしか思えない。
Microsoftは、手堅く堅実に事を進める、そういうやり方をする会社なのだと理解すべきなんだろう。
であるならば、Vistaのあのマーケティングの仕方はなんなんだ、ということが気になる。
堅実路線で行くなら3D UIなんて必要ないだろう、と。
もちろん事はそう単純ではないだろうが、いずれにしてもMicrosftとしてはいろんな意味で不本意でしょうがないだろう。

一つのゲームを楽しんでいられる時間がどんどん短くなっていく

独自性のある部分しか楽しめない。
前にもこういうのあったよね、ということになると、その部分は無価値に近く感じる。
おまけにストーリー性のあるものは結末がいつも同じでは途中の過程が違っていても先が見えていて面白くない。


んで、なんか他に面白いゲームないかね。