J-WAVEがISP事業に参入

”放送と通信の融合による新規事業の育成に力を入れており、将来はネット接続サービスと番組を連動させた新サービスなども検討”と。
なんか根本的に発想が間違っている気がする。うまくいく予感すらしない。


もしかするとこの分野はこういうことをいかにもやりそうな有力企業が参入してこないから安心してできる、とか考えてるんじゃないか、と勘繰りたくなる。
うまくいけば顧客を囲い込むことができる、とも考えていることだろうと思う。


1998年かその前後にソニーがテレビ局を開設しようとしたが、外国資本比率が高すぎて規制に引っかかり不可能な状態だった。かなり積極的に法改正を働きかけたようだったが、結局徒労に終わった。
ソニーに限らず外国資本比率が20%(だったと思う)を超えている企業は放送事業には参入できない状態が依然として続いている。
世界的企業が入ってこれないという守られた状態で放送業界は適当な経営がまかり通っているんじゃないかな、という気がしてならない。