新ステッピングのCPUがオーバークロック向きだという話に異議

もうすぐE8600が発売になる、事前の情報ではE0ステッピングのE8600はオーバークロック耐性が高い、従って同じE0ステッピングのE8500やE8400もオーバークロック耐性が高いはず、と言われている。
が、製造過程から考えると、これら3種のCPUは最初は同じものとして製造され、テストの段階で出来の良い物とそうでない物に振り分け、高クロック耐性に応じてこれが高いものからE8600、E8500、E8400として販売していると考えるべきなんだろうと思う。
そうであるならば、E0ステップのCPUはE8600となるべく設計され製造されたのだがその不良品が旧世代のものとして売られているわけで、オーバークロック耐性が高いとは言い切れないはずだ。
もちろん当たり外れはあるだろうが、E8600の不良品であるE8500より元来E8500として設計され製造されたE8500のほうが出来が良いのではないかという気がなんとなくする。
Q6600の新ステップのものは Core 2 Extreme と共通のものを使用する事が目的だったためオーバークロック耐性が向上することにつながったのだろうが、E8600の場合は事情が違う。