Linux用GeForceドライバにメモリを大量に消費する不具合

Ubuntu8.10にしてからFirefoxの挙動が重くなり、GTK2の日本語UIがおかしいことと相まってどうしようもなく使いにくいので8.04に戻した。
Google Earthは64bit用に自分でコンパイルしたのだが起動せず。バージョン4.1までは64bit環境でもコンパイルして使えたらしいのだが、今は4.2と4.3。
UIがまともなサイズになったのはいいが、長時間使うと異常に重くなるのは一緒だった。
同じ症状になっている人がいないかどうか調べてみたら、GeForceドライバのフォントキャッシュの扱いに問題があるらしい。(GeForce Linux driver 180.06, 180.08)
以前8.04を使っていた時にはなく、それでいてこの間の8.10と共通していることといえば確かにGeForceの新しいドライバしかない。
Windowsならあーあしょうがないなで終わりだが、コマンドで切り替えられる。


nvidia-settings -a GlyphCache=0
としてOffってやると長時間使っても重くならなくなった。
一度Offっても再起動すると元に戻ってしまうので毎回打ち込むことになる。
で、これをいちいち打ち込むのは面倒なので、GNOMEの起動時に自動実行するように システム〉設定〉セッション で設定。
AAやAFも起動する度にデフォルトに戻ってしまって毎回設定ツールを起動する必要があった(設定値自体は保存されていてツールを起動するだけで反映される)ので、ここでついでにツールも起動するように設定。


この他にも8.10の重さを何とかしようと思って調べて知った必要ないプロセスを起動しないようにして万事快適。
LinuxWindowsと比べてクリーンインストールから使えるように環境を整えるまでにかかる時間が短くて良い。