「貧乏人の子供は馬鹿」が事実であると実証された

EEGs show brain differences between poor and rich kids
http://www.berkeley.edu/news/media/releases/2008/12/02_cortex.shtml


裕福な家庭の子供と貧困家庭の子供の脳を比較したところ、貧困家庭の子供はまるで脳に外傷を負って機能低下した大人のように前頭葉の大脳皮質が機能していないことがわかったそうだ。
「頭空っぽ」という表現があるが、事実この部位の脳が無いのと変わらないパフォーマンスである、と。
研究者によれば、「これは"終身刑"ではなく、適切な教育と訓練を施せば行動と精神活動の傾向を両方とも改善できると考えている。」とされているのが救い。貧しい家庭に生まれても成功者となる人はいくらでもいることを考えると、それもまた事実だろう。


家庭に余裕が無くて買ってもらえないからゲームの違法コピーをダウンロードしているとかいうような子供たちに理性的な行動を求めても土台無理だってことか。
こういう次元になると、親のほうではどうせ賠償とか言われたって取られる金なんか元々無いとか起こるかどうかわからない訴訟より明日子供が学校で仲間外れにされないようにするほうが大事だていうロジックが勝ってしまって、そのうち訴えられてひどい目にあいますよなんて言ったところで全く無意味で、子供同様理性的行動は期待できないのかもしれない。
これでは法律とか契約とかライセンスとかそんなものは全く意味が無い。


親の大人の事情はすぐには如何ともし難いので置いておくとして、今時ネット接続なんてタダ同然に安くて貧困層でも結構使えるだろうから、何とかして子供たちの動いてない前頭葉を起動することはできないもんだろうか。
ネット経由で自然と適切な教育が施せる仕組みを作れないもんだろうか。
こうも良からぬ物が氾濫してるようじゃ無理か。
先に違法コピー見つけちゃうか。